2021年ふりかえり
2020年にもおなじように振り返りをしているようなので,今年もやってみます。
あくまで自分の業績まとめなので,読ませる文章ではないことをご了承ください。
まずは連載
2020年4月から始まった連載ですが,あと3回で終了です。
連載が終了したら書籍化に向けて頑張りたいと思います。
来年の振り返りはこの書籍化がメインになるといいな。
しばらく連載から遠のいている「地域医療ジャーナル」ですが,何か投稿できればと思います。
プログラム関連
昨年は南砺市民病院総合診療専門研修プログラムが承認され,1名専攻医が参加してくださいました。来年も2名来てくださる事が決定しています。専攻医のみなさんがのびのびと安心に研修できるよう体制を整えつつ,まだ口コミでの募集しかなくポスターやWebサイトなど宣伝と呼べるものをほとんどしていないので,そちらにも力を入れていきたいと思います。
そしてひっそりと書いてありますが,日本プライマリ・ケア連合学会の新・家庭医療専門研修プログラムも無事申請はできました。当プログラムに参加してくださる方がスムーズにサブスペシャリティ領域も取得できるように今後も尽力していこうと思います。
看護師特定行為研修プログラムは4期目に入りました。
院内に卒業生が複数いると良いロールモデルになっているのではないかと思います。
総合診療研修プログラムとの連携が次なる目標です。せっかく特定看護師と総合診療医がいるので,なにか面白いことができればいいですね。
北信越HANDS・摂食嚥下ケア研修会はほとんど貢献できていませんが,それでもつながっていられるだけでありがたいことです。ゆるく繋がっていければ幸いです。
もう一つ,日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会というものの評議員を拝命いたしました。
まだろくに活動していませんが,院内の褥瘡委員長としての活動の延長線上で頑張りつつ,病院にも地域にも貢献していきたいと思います。
内科・総合診療科副部長も拝命していましたがさっぱりそれらしいことができていませんでした。具体的に何をするのか分かりませんが,今の歩みを進めていきたいです。
そして執筆です
昨年は編集2冊,一部執筆4冊,共著1冊でした
終末期の肺炎や摂食嚥下障害の意思決定支援など大きな編集をしていた一方で,今年は一部執筆が目立ちます。
編集2冊,一部執筆12冊
訪問看護と介護はそれだけで7本書いているので、連載と合わせた単純な数なら執筆31本のようです。そう考えるとだいたい月2〜3冊ペースですね。
こうしてみると,原稿に追われるだけのようですが
①Multimorbidity(マルモ)関連の原稿が格段に増えた。
②看護師,リハビリ,薬剤師向けの雑誌に多数載せていただいた。
③家庭医療専門医のテキストに末席ながら名を連ねることができた。
という意味では,とても大きな1年でした。
ここで巻いた種が,多職種連携という形で実を結ぶことに期待しています。
最後に講演です
振り返ってみたらかなりの量でした
Web講演21本(学会発表:7,講演依頼:14)
大きく分けると
①学会発表:日本プライマリ・ケア連合学会はもちろんですが,日本内科学会,日本老年医学会,日本嚥下医学会,日本緩和ケア学会など他学会からの招待が多く,ご縁を感じました。
②歴史ある勉強会:お茶香るカンファレンス,まえばし在宅医療塾,摂食嚥下ケア研修会,熊本大学総合診療セミナー,静岡家庭医養成プログラム,JA北海道厚生連臨床研修医ワークショップ,TEAM関西,隠岐病院ウェビナー,21世紀適々斎塾,病鍼連携協議会
③YouTube・Podcastでの発表:SNSで医療のカタチONLINE,日本プライマリ・ケア連合学会専攻医部会,藤沼先生のReflective Podcast
というわけで,歴史ある学会だけでなく,様々な勉強会にお招きいただけるのも光栄でしたし,新たなジャンルからのお声がけも大変ありがたかったです。
そして論文ですが,今年も何も書いておりません。ごめんなさい。
印象に残っているのは当ブログがBJGP Openに引用されていることでしょうか。
まさかブログが引用されるとは思いませんでした。感動です。
論文になりそうなネタを温めつつ,そろそろ着手してみようと思います。
そして,ブログでの発信はかなり減っていました。
2020年は1年で54本も書いていたのに,今年は33本です。
しかも講演会などの活動報告ばかり。これは大きな反省です。
ブログでのアウトプットから今の自分があると思いますので,もう少し意識して新たな学びを深めていきたいと思います。
個人的にお気に入りのブログはこちらです。
まだご覧になっていない方は,お時間のあるときにご覧ください。
意外と色々書いていました。
数は少ないですが1本1本が読み応えのある内容ではないかと思います。
来年の目標は
・総合診療・家庭医療研修プログラムの発展
・コンスタントに専攻医に来てもらえるような宣伝に力を入れる。
・執筆はややペースダウンしつつも新たなご縁を大事にする。
・マルモの書籍化,他にも複数の企画を考える。
・ブログを2021年よりは多く書く(目標40本)。
・Podcastに挑戦する。
で参りたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。