南砺の病院家庭医が勉強記録を始めました。

富山県にある総合病院で働く病院家庭医です。勉強の記録を少しずつ書いていきます。

COVID-19 パンデミックを複数のレンズの視点で考える

COVID-19 Pandemic: Applying a Multi-Systemic LensJohn S Rolland. Fam Process. 2020. Jul 17. doi: 10.1111/famp.12584. Online ahead of print. Family Process Journal より COVID-19のことはMcMaster PLUSによるCOVID - 19 Evidence Alertsに完全にお…

終末期の患者のケアにおけるスピリチュアルな問題に宗教はどのように関わっているのか

Spiritual Issues in the Care of Dying Patients“. . . It's Okay Between Me and God” Amy J. Markowitz, JD; Stephen J. McPhee, MD JAMA. 2006;296(18):2254. doi:10.1001/jama.296.18.2254 緩和ケアについてです。 今回の論文はFacebookがきっかけで教…

マルチモビディティーおよびポリファーマシーの最良の臨床管理をサポートするエビデンス:系統的ガイドラインのレビューと専門家の合意

Evidence supporting the best clinical management of patients with multimorbidity and polypharmacy: a systematic guideline review and expert consensus マルチモビディティーおよびポリファーマシーの最良の臨床管理をサポートするエビデンス:系統…

プライマリケアとコミュニティケアにおける高齢者の複雑な状態を管理するためには何が有効なのか?最先端のレビュー

What works in managing complex conditions in older people in primary and community care? A state‐of‐the‐art review Rachael Frost, Health Soc Care Community. 2020 Jul 15. PMID: 32671922 マルモ連載がおかげさまで、少しずつ注目されています。 …

浸漬症候群 Cold Water Immersion Syndromeのレビュー

Cold Water Immersion Syndrome and Whitewater Recreation Fatalities Wilderness Environ Med. 2019 Sep;30(3):321-327. PMID: 31178366 DOI: 10.1016/j.wem.2019.03.005 カンファレンスで話題になったもの(というか、自分で話題にしただけ) 夏場にこう…

オープンダイアローグは認知症の高齢者に有効なのか

オープンダイアローグは認知症の高齢者に有効なのか 富山県内の家庭医療専攻医を対象にZoomの家庭医療勉強会があったのですが そこの事例検討会で【オープンダイアローグ】という単語が出てきました。 私も、南山堂 治療 終末期の肺炎の執筆の時に、オープン…

プライマリーケア処方のパターンに対する救急病院入院の影響:英国における電子記録の後ろ向きコホート分析

Impact of emergency hospital admissions on patterns of primary care prescribing: a retrospective cohort analysis of electronic records in England Rachel Denholm, Richard Morris, Sarah Purdy and Rupert Payne British Journal of General Pract…

GPのための患者中心のケアの新しいモデル:統合レビューの結果

A New Model of Patient-Centred Care for General Practitioners: Results of an Integrative Review Bryce Brickley, Fam Pract. 2020 Mar 25;37(2):154-172. doi: 10.1093/fampra/cmz063. [PMID: 31670759] 今回はFamily Practice, 2020年3月25日に公開さ…

【生涯学習】AFP POEMs 2020年6月1日

たまに思い出したように、POEMsを読んでみる。 年1回のまとめも大事だが、隔週のPOEMsを追いかけるのも良いのではないか。 2週間に1回、4つペースで読むだけなので ジャンプやマガジンの漫画を読むより遥かに少ないのでおすすめである。 面倒な場合は、年1…

Multimorbidity関連論文をConnected Papersで可視化してみた話

Multimorbidity関連論文をConnected Papersで可視化してみた話 最近、ブログや執筆のおかげで論文検索する機会が大変増えています。 ブログを書くために1日平均10〜30本論文ぐらい読んでいるのか、読んだ論文をまとめるためにブログや執筆をしているんだか分…

ネットワーク障害の兆候としてのMultimorbidity

‘Multimorbidity’ as the manifestation of network disturbances J Eval Clin Pract. 2017 Feb;23(1):199-208. doi: 10.1111/jep.12587. Epub 2016 Jul 15. Joachim P. Sturmberg MD PhD Jeanette M. Bennett PhD Carmel M. Martin MD PhD Martin Picard Ph…

ケアの質の改善における心理社会的側面の役割:系統的レビュー

The Role of the Psychosocial Dimension in the Improvement of Quality of Care: A Systematic Review Zdr Varst. 2016 Mar; 55(1): 86–95.Published online 2015 Dec 16. doi: 10.1515/sjph-2016-0004 PMID: 27647093 今日は、BPSモデルってエビデンスあ…

アーロン・アントノフスキーのSalutogenesis(サルトジェネシス:健康生成論)について考える。(家庭医オタクが Handbook of Salutogenesisを全て流し読みした話)

アーロン・アントノフスキーのSalutogenesis(サルトジェネシス:健康生成論)について考える 家庭医オタクが Handbook of Salutogenesisを全て流し読みした話 https://link.springer.com/book/10.1007/978-3-319-04600-6 この本を読もうと思いました。 執筆…

【献本御礼】Gノート6月号 摂食嚥下障害のための完全側臥位法

【献本御礼】Gノート6月号 摂食嚥下障害のための完全側臥位法 まぐれとしか言いようがない、田舎研修バブルはひと段落しました。 見ての通り、1日平均100〜200PVのブログが1924PVと訳のわからないことになっています。 もしご覧になっていない方がいたら、こ…

すべての若手医師が遠隔地の田舎の病院で時間を費やす必要がある10の理由

すべての若手医師が遠隔地の田舎の病院で時間を費やす必要がある10の理由 Ten reasons why every junior doctor should spend time working in a remote and rural hospital. Kevin Fox, DOI: https://doi.org/10.7861/fhj.2019-0050Future Healthc J Februa…