2022年ふりかえり
今年も振り返りをしております。
振り返りの締め切りすらギリギリになってしまい,まるで今年を象徴するようです。
これまでの振り返り
連載
1年単位で考えると,今年の間に3回連載残っていたようです。
すっかり何年も前のことのような気がしますが,この3回が今のマルモ関連の活動の基礎となっている気がします。大変良い機会をいただきありがとうございました。
執筆関連
今年は,10冊の書籍に関わらせていただきました。
誤嚥性肺炎,気候変動,マルモ,ポリファーマシー,便秘,EBM,エコー,栄養,QI,腎盂腎炎とバラバラですが,やはり誤嚥よりもマルモにシフトしているなという印象です。
マルモの単著の作成が滞っておりましたが,来年こそ頑張ります。
むしろ学びが深まった今だから書けることもあるので,良いものを作りたいものです。
いくつかの出版社の方からお誘いを頂いております。ありがたいことです。
講演関連
豆粒のような文字になっております。
今年は49講演でした。毎月4講演のペースで,常に何かを喋っているような状態でした。
引用・転載依頼を頂いて,地道になにかお役に立っていることを実感しております。
(ほか,もう2個あったようなのですが,今年ではないので保留)
大学や有名研修病院での講演は
福島県立医科大学 会津医療センター
自治医科大学
東京医科歯科大
東京女子医大
群馬家庭医療学センター
富山大学
三重大学
北陸大学
橋本市民病院
市立奈良病院
頴田病院
と多岐にわたっており,それぞれ全く異なる形式で実践することが出来ました。
ここで多くの方と繋がれた事も後々の活動に大きく関係するかと思います。
学会関連は
日本プライマリ・ケア連合学会(9演題)
日本心不全学会
日本緩和医療学会
日本鍼灸学会
日本地域医療学会
地域包括ケア協会
と他学会とのコラボが多かったのも印象歴でした。
看護学会や薬剤師,臨床検査技師,鍼灸師など多職種とのコラボも多く
今やりたいことに近い内容になっています。
資格・役職
なんかいっぱい忘れている気もしますが
日本プライマリ・ケア連合学会でコアコンピテンシー委員会と生活習慣病・慢性疾患ケア委員会の委員になりました。
もともと専門医部会や倫理委員会や病院総合医委員会などには所属していますが,それに加えて病院の医療安全委員会に入ったり,いろいろ勉強すること盛りだくさんのようです。がんばります。
実務関連
業務内容が臨床から教育にシフトしております。
個人的には今のバランスが大変気に入っております。
#新家庭医療プログラム
新家庭医療専門研修プログラムが承認され2人の専攻医を迎えたことで,プログラム運営を経験できております。来年も3名の専攻医が増えるということでますます良い経験をしてもらいたいなと思います。
#看護師特定行為研修
看護師特定行為のレクチャーがまる1日であったり,半日という単位で行われるため,業務とのやりくりがなかなか大変なこともありましたが,タスクシフトが上手く行ったおかげでなんとかスケジュールを飛ばさずに乗り切ることが出来ました。
#外部勉強会 摂食嚥下ケア研修会・北信越HANDS
ゆるくつながらせていただいております。感謝。
そして今年一番頑張ったのは,講演でも執筆でもなくこれでしょう。
南郷先生とのClubhouseは46回
Podcastのマルモラジオは10回
南砺マルモカンファレンスは12回
よく続いたと思います。
特にマルモカンファレンスは我ながら時間を膨大に使っていると思います。
動画コンテンツ・文字起こし・参加者との振り返りなど,教育コンテンツとしても自信を持っておすすめできるレベルまで来ている気がしてきました。
とはいえ,それをただ言っているだけでは説得力がないので,このデータを活用して研究に活かしていきたいと思います。
今年を振り返ると
・マルモ連載終了,執筆10本,講演49本
・継続的な勉強会の立ち上げ(マルモカンファ月1回)
・Podcast始動(マルモラジオ),Clubhouseでのトーク
・有名病院・大学・他学会とのコラボ多数
とにかく喋り倒し,繋がりまくった1年でした。
講演49本もびっくりなのですが,それよりも「学生でも多職種でも他業種でも勉強できる場を作りたい」と思い計画したマルモカンファが進化しながら運営できている事が何よりも嬉しいです。
仲間と一緒に進む感じはいいものですね。
来年はすでに大きな計画がいくつか立ち上がっています。
今年出来た繋がりを良い形で発展させていきたいなと思います。
皆様,良いお年をお迎えください。