南砺の病院家庭医が勉強記録を始めました。An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.

An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.富山県にある総合病院で働く病院家庭医です。勉強の記録を少しずつ書いていきます。

Multimorbidity患者に対する栄養サポートに関するESPENガイドライン

ESPEN guidelines on nutritional support for polymorbid internal medicine patientsFilomena GomesPublished:July 24, 2017 DOI:https://doi.org/10.1016/j.clnu.2017.06.025 Multimorbidityにはガイドラインがあまりないと言われています。 しかしESPEN…

総合診療のマルモ視点で気候変動を眺めてみると二郎系ラーメンを食べながら環境を考えることができます(ジェネラリスト教育コンソーシアムで発表しました)

本日はジェネラリスト教育コンソーシアムという会があり,気候変動についてお話させていただきました。以前から参加の話があったりなかったりして,こうやって参加することができて大変嬉しいです。 ジェネラリスト教育コンソーシアムとは ジェネラリスト教…

群馬家庭医療セミナーでマルモの講演をしました

今日は群馬家庭医療学センターの主催する群馬家庭医療セミナーにお邪魔しています。 群馬家庭医療学センターは 群馬県民医連の医師研修センターの家庭医療専門研修プログラム群で 医師研修センター - 群馬県民主医療機関連合会 2011年の群馬家庭医療学センタ…

あいまいぴー×マルモカンファレンス第2弾 in 北陸大学に参加しています

あいまいぴー×マルモカンファレンス第2弾 in 北陸大学 勉強会開始後にブログ書いています。 これは,2/23にお邪魔させていただいた多職種連携勉強会の第2弾になります。 マルモのアプローチには多職種連携のエビデンスが出始めています。 言い換えると多職種…

マルチモビディティおよびポリファーマシー患者の管理に関するイタリアのガイドライン

Italian guidelines on management of persons with multimorbidity and polypharmacy PMID: 35249211 doi: 10.1007/s40520-022-02094-z. Aging Clin Exp Res. 2022 Mar 6. イタリアからマルチモビディティとポリファーマシーの管理ガイドラインが発表され…

【活動報告】学生・実務者・教育者がともに学び合う「マルチモビデティまいぴー」(2022.2.23)に参加しました

今日は多職種向けマルチモビディティカンファレンスの進化版を経験できました。 そもそも今月の週医学界新聞で マルモに対して多職種介入研究をした混合型RCTを紹介しました。 マルモの介入効果に混合型RCTが有効かもしれないという結論で紹介したこともあり…

アジアにおけるマルチモビディティパターンに関するシステマティックレビュー

A Systematic Review of the Patterns of Associative Multimorbidity in Asia Shawn S. Rajoo, Zhi Jie Wee, Poay Sian Sabrina Lee, Fang Yan Wong, and Eng Sing Lee Biomed Res Int. 2021; 2021: 6621785. PMID: 34327233 マルモパターン研究をまとめた…

三重総診Presents 総合診療虎の穴で講演させていただきました(ほか,三重総診と谷崎先生の本の宣伝)

三重総診Presents 総合診療虎の穴で講演させていただきました 講演報告ばかりでなくちゃんとした勉強記録を書かねばならないのですが,今回も講演報告です。 三重大学総合診療部による初期研修医向けのマルモセミナーをさせていただけました。 三重大学とい…

橋本市民病院で気候変動のレクチャーをさせていただきました。

橋本市民病院で気候変動のレクチャーをさせていただきました。 ついにこういう話が来てしまいました。 深堀り学習をしていただけだったのですが 橋本市民病院の橋本忠幸先生のお誘いで,院内の医療安全講習会の講師をさせていただけました。医療安全と医療廃…

第32回 日本緩和医療学会教育セミナーで講演させていただきました。

第32回 日本緩和医療学会教育セミナーで講演させていただきました。 当直明けですが,日本緩和医療学会教育セミナーに参加しています。 歴史ある学会の招待講演の機会をいただき,恐縮しています。 ライブ参加だけでも800名もの人数で,オンデマンド参加もあ…

第27回総合診療セミナーin御茶ノ水「ケースで学ぶマルチモビディティ」で講演しました

第27回総合診療セミナーin御茶の水「ケースで学ぶマルチモビディティ」で講演しました 正確には今から講演するのですが,いつもの資料の共有です。 東京医科歯科大学総合診療科による事業である 総合診療セミナーin御茶の水にお招きいただけました。…

Multimorbidityと研修医教育

— COMMENTARIES — Multimorbidity and Resident Education Karen B. Mitchell, MD | Stacy Bartell, MD Fam Med. 2021;53(7):531-534. DOI: 10.22454/FamMed.2021.106319 新年一発目のブログは、STFM Journalを研修医と当直中に読むという相変わらず意味が分…

2021年ふりかえり

2021年ふりかえり 2020年にもおなじように振り返りをしているようなので,今年もやってみます。 あくまで自分の業績まとめなので,読ませる文章ではないことをご了承ください。 まずは連載 2020年4月から始まった連載ですが,あと3回で終了です。 連載が終了…

気候変動に対して医療者は何ができるのか(深堀り学習シリーズ)

気候変動に対して医療者は何ができるのか(深堀り学習シリーズ) タイトルは今までのブログにはなかったテーマです。 南砺の病院家庭医がマルモと講演以外のことを書くのはかなり久しぶりです。 話はこのTwitterから始まります。 全診療科医師を対象に院内レ…

ヘルスケアにおけるAIとビッグデータ:Multimorbidityのより包括的な研究フレームワークに向けて

AI and Big Data in Healthcare: Towards a More Comprehensive Research Framework for Multimorbidity J Clin Med. 2021 Feb; 10(4): 766. Published online 2021 Feb 14. doi: 10.3390/jcm10040766 Ljiljana Trtica Majnarić,František Babič, Shane O’Su…

病鍼連絡協議会Web特別講義としてマルモの講演を行いました。

12/4はとても勉強になる一日でした。 臨床推論の祭典でありDGPL 2021にも参加して 途中から適々斎塾の家庭医療学ドリルの佐藤健太先生と藤沼康樹先生のご講演を同時上映しながら 18時から行われるこの勉強会のスライドを作成しておりました。 病鍼連携連絡協…

21世紀 適々斎塾 家庭医療セミナーで講演させていただきました。(Multimorbidityの教科書の紹介)

21世紀 適々斎塾 家庭医療セミナーで講演させていただきました。 21世紀 適々斎塾という歴史ある勉強会で講演させていただけることになりました。 テーマはMultimorbidityです。なんだかこればかりで申し訳なくなっています。 21世紀適々斎塾の説明は塾長の…

第18回秋季セミナーでご質問をいただきました。

第18回秋季セミナーでご質問をいただきました。 ※今回は論文紹介ではありません。 第18回秋季セミナーでこのようなご質問をいただきました。 過日は、第18回秋季セミナーにてセッションをご担当くださり、誠にありがとうございます。受講者から下記の通り質…

隠岐病院ウェビナー 多職種連携で挑む誤嚥性肺炎〜クリニカルパス作成の土台作り

素敵な機会をいただきました。 本日も隠岐病院で講演させていただきます。 (開始10分前にブログ更新しています) 今回はこのタイトルの通り,前回の講演の後編で,実際にクリニカルパスを作っていただけるような企画にしてみました。 前回のレクチャーで…

ジェネラリストの実践を活性化する:モントリオールステートメント

REVITALIZING GENERALIST PRACTICE: THE MONTREAL STATEMENT Joanne Reeve, Marie-Dominique Beaulieu, Thomas Freeman, Larry A. Green, Peter Lucassen, Carmel Martin, Tadao Okada, Victoria Palmer, Elizabeth Sturgiss, Joachim Sturmberg and Chris v…

Multimorbidityと臨床的に重要なアウトカムとの関連性を測定するために用いられる尺度に関するシステマティックレビュー

BMJ Open. 2021; 11(5): e041219. Published online 2021 May 5. doi: 10.1136/bmjopen-2020-041219 PMCID: PMC8103380 PMID: 33952533 Systematic review on the instruments used for measuring the association of the level of multimorbidity and clini…

第18回 秋季生涯教育セミナー「ケースで学ぶマルチモビディティ」2時間レクチャー

発表30分前にブログを書いています。 ギリギリに何やっているんだろうと思われる方もいるのではないでしょうか? これがもはや私のルーチンになっており,これをやると本番前の緊張がほぐれてきます。(会場での発表になったらどうやってブログ書くんだろう…

隠岐病院ウェビナーで講演させていただきました。

本日は隠岐で講演をさせていただくこととなりました。 テーマはこちら もうなぜお寿司なのかは説明しなくてもよいのではないかという感じのスライドです。 隠岐病院のNurse Practitionerの方から,誤嚥性肺炎と多職種連携の関連で講演をして欲しいというご依…

TEAM関西 ライフコース企画 最終回「最後は歳を重ねる」で講演しました。

正確には,講演しました,ではなく講演する直前に公開しています。 今回,TEAM関西という医学生の勉強会サークルからご指名をいただき,ライフコース勉強会というものに参加しています。佐藤健太先生と一緒に老年医学の家庭医療的な診かたについてお話させて…

ミッシェルの物語:家庭医療研修のクリニックにおける患者ケアの複雑さ

Michelle’s Story: The Complexity of Patient Care in a Family Medicine Residency Clinic Kathryn Justesen, James D. Smith, Katherine Swanson, Mark Yeazel and James T. Pacala The Annals of Family Medicine July 2021, 19 (4) 362-364; DOI: https…

JA北海道厚生連臨床研修医ワークショップで初期研修医向けのマルモ講演をしました。

昨日の静岡に続き,今日は北海道で講演です。 と書くと全国を飛び回っていて忙しそうですが,Zoomなので自宅でお仕事です。 本日はJA北海道厚生連第9回臨床研修医ワークショップにお誘いいただき 【総合診療医による多疾患併存(マルモ)の診かた】 と題…

静岡家庭医養成プログラム(SFM)様のZoom勉強会で講師をさせていただきました

静岡家庭医養成プログラム(SFM)様でマルモのレクチャーをさせていただくことになりました。お誘いいただき誠にありがとうございました。 静岡の家庭医の先生は仲良くさせていただいている先生も多く,井上真智子教授はサイトビジットのため南砺市民病院に…

プライマリ・ケア医のための2020年のトップ20研究 Top 20 Research Studies of 2020 for Primary Care Physicians

Published online June 9, 2021 すっかり遅くなりましたが,2020年のPOEM(Patient-Oriented Evidence that Matters. 重要な患者志向のエビデンス)がAm Fam Physician.の6月号に掲載されていました。毎年、エビデンスに基づいた医学の専門家チームが110を超…

急性期脳梗塞患者における発作性心房細動の予測に対するSTAF、LADS、iPABスコアの診断精度について

Diagnostic accuracy of STAF, LADS, and iPAB scores for predicting paroxysmal atrial fibrillation in patients with acute cerebral infarction Clin Cardiol. 2018 Dec;41(12):1507-1512. doi: 10.1002/clc.23080. PMID: 30251368 これまでにも医学生…

Multimorbidityな高齢者のためのプライマリーケアとソーシャルサービスの統合:政策への影響

Integrating primary care and social services for older adults with multimorbidity: policy implications BJGP Open. 2021 Jun 8; BJGPO.2021.0035. PMID: 34103309 BJGPにMultimorbidityの記事があったため紹介。 Multimorbidityに対して統合ケアを推進…