南砺の病院家庭医が勉強記録を始めました。An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.

An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.富山県にある総合病院で働く病院家庭医です。勉強の記録を少しずつ書いていきます。

コミュニティーメディカルデザイナー養成講座の課題を紹介します。

コミュニティーメディカルデザイナー養成講座

 

全4回で地域の住民と共に活動を考えるデザインを学ぶ講座を受けました。

最終回に自分の将来の目標を考える課題があり、ここしかないと思いUPします。

 

(普段よりも手抜き感と夢を語る感じがすごいですが、当直中に考えたものなので少しずつブラッシュアップしていきます) 

 

f:id:MOura:20190730234714j:plain

 

(発表時間3分)以下の文章では絶対無理なので、ここから削ります。

 

家庭医・総合診療医が南砺市に浸透することが目標です。

それに向けてすべきことをまとめました。

これまで私は、南砺市民病院で家庭医療専門医の育成に関わり、非常に優秀な指導医を誕生させることができました。そして、当院で研修をしたい医師がどんどん集まってきています。ところが、病院内でいくら良い教育をしても、地域での予防活動や研究活動や情報発信はまだまだ不十分であり、まだ私の目標である『総合診療医が地域の役に立ち、ゆくゆくは日本各地・世界に羽ばたく家庭医を育成する』ことには至っていないのが現状です。

そこで、まずは地域の方に総合診療医を知っていただく事から始めようと考えました。実はこの養成講座中に達成したかった小目標に「ブログを作って、家庭医療の深さを知ってもらいたい。身近なものだと感じてもらいたい。南砺市民病院の宣伝にもなってほしい。」という想いがありました。幸いにも初回の記事が180回引用され、10日連続の更新で1日平均150人前後のアクセスもあることから、これを地道に続けることで目標は達成できるのではないかという手ごたえを感じています。ひとまず毎日1本論文を紹介して、100本記事を作ることが当面の目標です。それをもとに教育をする機会もありましたし、私の記憶の定着にも役立っています。見てくださる方が増えてくれば、今書籍化に向けて進めている内容も紹介していき、形にしていければと思っています。研究についてはゆくゆくの課題になりますが、幸いにも研究に強い仲間の存在やよい学びの機会に恵まれていますので、何らかの形に残せるよう努力していきたく思います。

SWOT分析で考えると、私の強みは何よりもサポートが恵まれていることだと考えます。弱みはまだ知名度が低いところがありますので、少しずつ地域に向けて発信していければと思います。そのような機会があることがそもそも幸運なことですが、その時間を捻出できないというもどかしい問題もあります。

小さい積み重ねで仲間が徐々に増えていっています。南砺市の皆さんが幸せに暮らせるために質の高い総合診療医を育成していければと思います。

以上

 

 

実はこのブログも、このコミュニティメディカルデザイナー養成講座でインスパイアされて作ったのです。以前から作りたいとは思っていましたが、忙しさを理由になかなかできませんでした。

 

とはいえ、忙しいと言いながらもこの記事を含めて10日連続の更新を達成したので、強制力と習慣化をうまく利用できていると思います。ブログがなければここまでまじめに論文を読まなかったと思います。貴重な経験をさせていただいています。

 

この講座で学んだことも少しずつ紹介していければと思います。

今後ともどうぞお付き合いください。よろしくお願いします。