昨日の静岡に続き,今日は北海道で講演です。
と書くと全国を飛び回っていて忙しそうですが,Zoomなので自宅でお仕事です。
本日はJA北海道厚生連第9回臨床研修医ワークショップにお誘いいただき
【総合診療医による多疾患併存(マルモ)の診かた】
と題してお話をさせていただきました。
JA北海道厚生連は全道15ヵ所に厚生病院・クリニックがあり、高度な医療から在宅診療まで広く地域を支えている病院です。
旭川・帯広・札幌・遠軽・網走・倶知安の6病院が基幹型臨床研修病院として指定されており,特に帯広・倶知安の2病院を基幹病院として総合診療科が設置されており,総合診療の専門的な研修を関連病院で学ぶことができます。
今までは,この写真のように【研修医のためのワークショップ】が会場で行われており,症例発表、臨床病理検討、脳卒中初期診療のロールプレイなど研修医同士のスキルアップや親睦を深める会があり,歴史あるプログラムの横のつながりを感じました。
今回招待いただいたJA北海道厚生連札幌厚生病院には総合診療専門研修プログラムはありませんでしたが,内科研修が充実しており専門的な医療を幅広く学ぶことができる環境です。
初期研修医の募集のページもぜひご覧いただければ幸いです。
さて,今回のお話はSNS医療のカタチONLINEで
この発表をさせていただいた時に,司会の市原先生と素敵なご縁を頂いたのがきっかけです。(これは一般の方向けにお話しましたが,今回は初期研修医向けのご依頼でした)
実は,アウトプット特集でも市原先生にはご執筆をいただきました。
市原先生が座長をしていただく講演だなんて夢のようです。
絶対楽しい会になるに決まっています。
さてさて今回の配布資料になります
(講演開始15分前に書いています。まったく昨日の経験を活かせていません。)
しかも直前に試したら,バグっているという大ぽか。
今,ちゃんと見れている皆さんはラッキーです。
ここから先は,講演終了してから書きます。
どうなることやら。
(発表終了)
お疲れさまでした。どうなることかと思いましたが,無事終了できました
発表終了1分後に,ヤンデル先生からツイートをされて
南砺市民病院の大浦誠先生( @makotoura )にうちの病院および系列病院の合同研修医ワークショップでご講演いただいたのだが、ほんとうにすばらしかった。大浦先生の魂をうちの研修医に伝えられてよかったhttps://t.co/VQpBoPDcNc
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2021年8月27日
総合診療医がどういう事をしているのか分かっていただけたようで,大変満足でした。
個人情報もありますのでスライドは公開できませんが,このネタは家庭医療専門医に向けてのレクチャースライドも織り交ぜていました。なので,初期研修医の先生には難しいかなと思うところもありましたが,司会の市原先生がうまくサポートしていただけたおかげで質問コーナーも盛り上がってくださいました。
(こんなに質問が沢山来たのははじめてかもしれません)
以下振り返り
できたこと
・発表時間自体はピッタリだった。
・診断学を思いっきり削ぎ落としたので,メッセージが明確になった。
・配布資料をブログに貼る作戦が,ギリギリで間に合った。
・略歴がしょぼいのですが,うまく紹介していただけた。
反省点
・資料がうまく腫れていなかったのはとにかく反省。
・病院の宣伝を書く暇がなかったのがとても残念。(追記しました)
・昨日のレクチャーを活かして時間厳守を心がけようと思いましたが,やはり10分ほどオーバーしてしまいました。(質問が多かったのはいいことですが)
・やはり聴衆のリアクションをみながらやれないのは,Zoomレクチャーの難しいところ。双方向性の仕掛けを入れるべきであった。
研修医の先生だけでなく学生さんや指導医クラスの先生たちにも広く共感していただけた内容だったのではないかと思います。
市原先生を始め,JA北海道厚生連の皆様,素晴らしい機会をありがとうございました!