静岡家庭医養成プログラム(SFM)様でマルモのレクチャーをさせていただくことになりました。お誘いいただき誠にありがとうございました。
静岡の家庭医の先生は仲良くさせていただいている先生も多く,井上真智子教授はサイトビジットのため南砺市民病院に来ていただいたこともあるご縁です。
Webサイトはこちら
Facebookでも活発な勉強会の様子があり,私も仲間に加わりたいと思えるようなアットホームな雰囲気があります。(富山にも通じるところがあると思います。)
https://www.facebook.com/shizufam/
ぶっちぎりの全科診療,子宮の中から天国まで
という言葉の選び方もうまいなと思います。
松田先生のこの動画はインパクト大でした。
https://www.facebook.com/shizufam/videos/705286996951697
楽しい雰囲気が伝わってきます。
是非,ご検討ください!
・・・いったい私はどこの回し者かわからなくなってきましたが,専攻医の人数も多く全国屈指のレベルの高いプログラムで私がお話することになり,舞い上がってしまいました。めったに無い機会なので他流試合だと思って楽しませていただきます。
さて,後期研修医向けのマルモレクチャーをすればいいのかなと思っていたら「ワークショップ形式でお願いします。」という振りをいただき,知識面の確認はそこそこに「マルモをワークショップ形式で行う」という初めての形式ができました。
ワークショップってある程度関係性ができていたり,手伝ってくださるファシリテーターがいないと運営難しいと思うので,うまくできるのか不安でした。参加者も勉強熱心な方が多いと伺っていたので,下手なワークショップは見透かされると思い,アイデアをひたすら考えていましたが,実は当日までアイデアは降ってきませんでした。
開始30分前に白紙のスライドをみて
そうか,これを皆で埋めるワークにしよう
と発想を切り替えて,情報が穴だらけになっている事例をどこまで深堀りできるか
というワークをつくる方法を考えてみました。
ここには皆さんの深堀りは紹介できませんが,たったの10分ですごいスライドができて,静岡家庭医養成プログラムの皆さんのポテンシャルの高さを感じました。
配布資料はここにシェアしておきます。
終わってみての振り返りは
うまく行ったこと
・準備不足の割に,配布資料を配る方法はうまいことできた。
・このブログを貼ることで静岡のプログラムの宣伝をするという手法は,アイスブレイクにも有用かもしれない。(この手法はおそらく誰もしていないのではないか)
・Googleスライドの共有機能(編集可能)で共有することで,ルールの説明を短縮化できた。
・参加者の皆さんが活発に話しをされていた。答えのないテーマだったので,逆に問題を作るというワークにして沈黙しないような工夫ができた。
・何はなくとも一人でワークショップを完遂できた。
・ブログの宣伝もちゃっかりした。
反省点は
・時間を10分ほどオーバーした。(ワークの時間を強制的にすべきであったか)
→多少オーバーしてもいいという声に甘えたところもある。
・googleスライドの作り込みが甘かった。(白紙ではなく,答えやすい項目を書いておくとか)
・グループワークで回遊したかったので,時間に余裕のある時にこれをしたら盛り上がりそう。(オンライン勉強会で回遊型のワークショップができるとは我ながらいいアイデアだ)
・事務局の方にだけでもワークの説明をしておくべきであった(ブレイクアウトルームのお願いはしていたが,シナリオを見せていなかったのでイメージの共有はできていなかったかもしれない。)
今後の目標
・配布資料やgoogle slideを活用した参加型のネタを作り込む。
・直前に打ち合わせするだけでワークショップを1人で回せるようにする。
まぁ,今後と言っても
明日も初期研修医を対象にしたレクチャーがあるのですが…。
連日のレクチャーでいろいろな経験ができて嬉しいです。
静岡の皆様,素晴らしい機会をいただきありがとうございました。