南砺の病院家庭医が勉強記録を始めました。An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.

An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.富山県にある総合病院で働く病院家庭医です。勉強の記録を少しずつ書いていきます。

熊本大学総合診療セミナーで「Multimorbidityのみかた」について講演します(配布資料)

熊本大学総合診療セミナーで「Multimorbidityのみかた」について講演します。

 

病院総合医の有名MLであるJhospitalistMLにこのようなメールが流れてきました。

 

JhospitalistMLの皆様
平素よりお世話になっております。熊本大学総合診療科の平賀と申します。
今月28日(金)19時より「第5回熊本大学総合診療セミナー」を開催いたします。
外来患者層が高齢化するに伴って複数の慢性疾患を併存するMultimorbidityのマネジメントは、evidenceも少ないため難しい臨床判断を迫られる場合があるため、近年のプライマリ・ケア/総合診療の実践における課題の一つといえます。今回は、南砺市民病院 内科副部長 大浦 誠先生をお招きして、"Multimorbidity(多疾患併存)のみかた"についてご講演いただく予定です。

セミナーはZoomによるオンライン開催となります。興味・関心のある方でしたらどなたでも参加可能です。実際に実践できそうな内容でお話しいただきますので、この機会に是非ご参加ください!
「第5回 熊本大学総合診療セミナー ~Multimorbidity(多疾患併存)のみかた~」
日  時:令和3年5月28日(金) 19時~20時30分

 

大変光栄なことに,熊本大学の総合診療セミナーでレクチャーをさせていただけることになりました。ありがとうございます。

 

例によってマルモのレクチャーです。

新ネタスライドも少しだけ入れています。

 

60分の枠だと言いたいことが毎回同じになってしまい,一度聞いた方だと(またコレか)と思われないか心配ですが,今回はリピーターがあまりいらっしゃらないということに甘えて,私の中ではお決まりパターンでやらせていただきます。

 

参加者用の資料を共有します。既視感があると思いますが,前回とほぼ同じです。

(ですが講義内容を少し変えてあります)

 

こうやってお話させていただくことで,私も頭の中が整理されるので大変ありがたいです。熊本の皆様とお会いできることを楽しみにしています。

 

(宣伝)

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このブログであまり紹介していませんが

ケースで学ぶマルチモビディティも14回目が公開されています。

もう1年以上続いていることに驚かされますが,全24回で完結する予定です。

もしもご覧になっていなければ,ちらっと見ていただければ幸いです。

 

発表を終えての雑感

 

参加者の事前把握のおかげでリピーターの方があまりいないことがわかったので,配布資料やスライドをあまり直さず,大事なところを繰り返すことができました。

 

配布資料をブログに埋め込んでいるので

どのぐらいの方が見てくださるのかがわかり,コンテンツの保護にも活きています。

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講演内容は60分の持ち時間で45分でやりつつ,質疑応答を15分もさせていただきました。司会の先生にうまく回してもらえて助かりました。懇親会も楽しく,思い出に残る勉強会でした。コーディネートしていただいた松本先生,ありがとうございました。