南砺の病院家庭医が勉強記録を始めました。An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.

An archive of medical articles summarized by a family physician from Nanto Municipal Hospital.富山県にある総合病院で働く病院家庭医です。勉強の記録を少しずつ書いていきます。

病鍼連絡協議会Web特別講義としてマルモの講演を行いました。

12/4はとても勉強になる一日でした。 臨床推論の祭典でありDGPL 2021にも参加して 途中から適々斎塾の家庭医療学ドリルの佐藤健太先生と藤沼康樹先生のご講演を同時上映しながら 18時から行われるこの勉強会のスライドを作成しておりました。 病鍼連携連絡協…

21世紀 適々斎塾 家庭医療セミナーで講演させていただきました。(Multimorbidityの教科書の紹介)

21世紀 適々斎塾 家庭医療セミナーで講演させていただきました。 21世紀 適々斎塾という歴史ある勉強会で講演させていただけることになりました。 テーマはMultimorbidityです。なんだかこればかりで申し訳なくなっています。 21世紀適々斎塾の説明は塾長の…

第18回秋季セミナーでご質問をいただきました。

第18回秋季セミナーでご質問をいただきました。 ※今回は論文紹介ではありません。 第18回秋季セミナーでこのようなご質問をいただきました。 過日は、第18回秋季セミナーにてセッションをご担当くださり、誠にありがとうございます。受講者から下記の通り質…

隠岐病院ウェビナー 多職種連携で挑む誤嚥性肺炎〜クリニカルパス作成の土台作り

素敵な機会をいただきました。 本日も隠岐病院で講演させていただきます。 (開始10分前にブログ更新しています) 今回はこのタイトルの通り,前回の講演の後編で,実際にクリニカルパスを作っていただけるような企画にしてみました。 前回のレクチャーで…

ジェネラリストの実践を活性化する:モントリオールステートメント

REVITALIZING GENERALIST PRACTICE: THE MONTREAL STATEMENT Joanne Reeve, Marie-Dominique Beaulieu, Thomas Freeman, Larry A. Green, Peter Lucassen, Carmel Martin, Tadao Okada, Victoria Palmer, Elizabeth Sturgiss, Joachim Sturmberg and Chris v…

Multimorbidityと臨床的に重要なアウトカムとの関連性を測定するために用いられる尺度に関するシステマティックレビュー

BMJ Open. 2021; 11(5): e041219. Published online 2021 May 5. doi: 10.1136/bmjopen-2020-041219 PMCID: PMC8103380 PMID: 33952533 Systematic review on the instruments used for measuring the association of the level of multimorbidity and clini…

第18回 秋季生涯教育セミナー「ケースで学ぶマルチモビディティ」2時間レクチャー

発表30分前にブログを書いています。 ギリギリに何やっているんだろうと思われる方もいるのではないでしょうか? これがもはや私のルーチンになっており,これをやると本番前の緊張がほぐれてきます。(会場での発表になったらどうやってブログ書くんだろう…

隠岐病院ウェビナーで講演させていただきました。

本日は隠岐で講演をさせていただくこととなりました。 テーマはこちら もうなぜお寿司なのかは説明しなくてもよいのではないかという感じのスライドです。 隠岐病院のNurse Practitionerの方から,誤嚥性肺炎と多職種連携の関連で講演をして欲しいというご依…

TEAM関西 ライフコース企画 最終回「最後は歳を重ねる」で講演しました。

正確には,講演しました,ではなく講演する直前に公開しています。 今回,TEAM関西という医学生の勉強会サークルからご指名をいただき,ライフコース勉強会というものに参加しています。佐藤健太先生と一緒に老年医学の家庭医療的な診かたについてお話させて…

ミッシェルの物語:家庭医療研修のクリニックにおける患者ケアの複雑さ

Michelle’s Story: The Complexity of Patient Care in a Family Medicine Residency Clinic Kathryn Justesen, James D. Smith, Katherine Swanson, Mark Yeazel and James T. Pacala The Annals of Family Medicine July 2021, 19 (4) 362-364; DOI: https…

JA北海道厚生連臨床研修医ワークショップで初期研修医向けのマルモ講演をしました。

昨日の静岡に続き,今日は北海道で講演です。 と書くと全国を飛び回っていて忙しそうですが,Zoomなので自宅でお仕事です。 本日はJA北海道厚生連第9回臨床研修医ワークショップにお誘いいただき 【総合診療医による多疾患併存(マルモ)の診かた】 と題…

静岡家庭医養成プログラム(SFM)様のZoom勉強会で講師をさせていただきました

静岡家庭医養成プログラム(SFM)様でマルモのレクチャーをさせていただくことになりました。お誘いいただき誠にありがとうございました。 静岡の家庭医の先生は仲良くさせていただいている先生も多く,井上真智子教授はサイトビジットのため南砺市民病院に…

プライマリ・ケア医のための2020年のトップ20研究 Top 20 Research Studies of 2020 for Primary Care Physicians

Published online June 9, 2021 すっかり遅くなりましたが,2020年のPOEM(Patient-Oriented Evidence that Matters. 重要な患者志向のエビデンス)がAm Fam Physician.の6月号に掲載されていました。毎年、エビデンスに基づいた医学の専門家チームが110を超…

急性期脳梗塞患者における発作性心房細動の予測に対するSTAF、LADS、iPABスコアの診断精度について

Diagnostic accuracy of STAF, LADS, and iPAB scores for predicting paroxysmal atrial fibrillation in patients with acute cerebral infarction Clin Cardiol. 2018 Dec;41(12):1507-1512. doi: 10.1002/clc.23080. PMID: 30251368 これまでにも医学生…

Multimorbidityな高齢者のためのプライマリーケアとソーシャルサービスの統合:政策への影響

Integrating primary care and social services for older adults with multimorbidity: policy implications BJGP Open. 2021 Jun 8; BJGPO.2021.0035. PMID: 34103309 BJGPにMultimorbidityの記事があったため紹介。 Multimorbidityに対して統合ケアを推進…